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ばね指(弾発指)は、指の腱(けん)や腱鞘(けんしょう)に炎症が起きて、指の動きにひっかかりや痛みが生じる状態です。特に朝に症状が強く、指を曲げたあと伸ばしにくくなるのが特徴です。

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■ ばね指の主な原因

  1. 指の使いすぎ(オーバーユース)
     パソコン作業・スマホ操作・手作業・家事・育児などで指を酷使すると発症しやすくなります。

  2. 腱鞘の炎症
     腱が通るトンネル(腱鞘)が炎症で狭くなり、腱の動きがスムーズにいかなくなります。

  3. ホルモンの影響
     更年期や妊娠・出産期の女性に多く、ホルモンバランスの変化が影響すると考えられています。

  4. 糖尿病やリウマチなどの疾患
     慢性疾患があると腱や腱鞘の代謝異常が起こりやすくなります。


■ おすすめの対処法

● 自宅でできる対処法

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  • 安静にする
     指をなるべく使わず、負担を減らします。

  • 温める(温熱療法)
     お風呂や蒸しタオルで患部を温めることで血流が改善し、炎症が和らぐことがあります。

  • ストレッチ
     無理のない範囲で、指のストレッチや軽いマッサージをするのも効果的です。

  • サポーターやテーピング
     指の動きを制限し、安静を保つために使用します。


● 医療機関での治療

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  • 消炎鎮痛薬の内服・外用
     痛みや炎症を抑えます。

  • ステロイド注射
     腱鞘の炎症が強い場合に行われ、即効性があります。

  • 手術(腱鞘切開術)
     重症で改善しない場合、腱鞘を広げるための小手術が行われます(通常は日帰り可能)。


■ 整体やリハビリでの対応

  • 前腕や肩の筋肉の緊張緩和
     手指だけでなく、腕全体の筋肉の緊張を取ることで負担を軽減します。

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    • 姿勢改善
       肩こりや猫背があると指への負担が増すため、姿勢を整えることも重要です。

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■ 再発防止のポイント

  • 同じ動作を繰り返さないよう工夫

  • 適度な休憩とストレッチの習慣

  • 食事や睡眠などの生活習慣の見直し

 

🔹ばね指のためのストレッチ法

① 指全体の曲げ伸ばしストレッチ(基本)

やり方:

  1. 手のひらを上にして軽く開く

  2. ゆっくりと指を曲げ、握りこぶしを作る(軽くでOK)

  3. 痛みの出ない範囲で指をまっすぐに戻す

  4. 10回 × 2~3セット(1日2~3回)

👉ポイント:指の動きをなめらかにするのが目的なので、強く握らないようにしましょう。


② 指1本ずつの反らしストレッチ

やり方:

  1. 反対の手で、ばね指になっている指をつかむ

  2. ゆっくりと反らせていく(痛くない範囲で)

  3. 5~10秒キープして戻す

  4. 3回ほど繰り返す

👉ポイント:関節が固くなっている場合、無理に伸ばさず、**「気持ちいい程度」**で止めてください。


③ 指の腱・腱鞘まわりのマッサージ(ウォーミングアップに)

やり方:

  1. 指の付け根(特にばねが起きる関節部分)を、親指と人差し指でやさしくつまむ

  2. 小さく円を描くようにやさしくほぐす

  3. 1~2分程度

👉ポイント:温めながら行うと効果UP。お風呂上がりが最適です。


④ 手のひら・前腕のストレッチ(原因にアプローチ)

ばね指は**前腕(肘から手首までの筋肉)**の緊張から起きていることも多いです。

やり方:

  1. 手のひらを下に向け、肘を伸ばした状態で、反対の手で指を下方向に軽く引く

  2. 前腕の筋肉が伸びるのを感じたら15秒キープ

  3. 3回ずつ


⚠注意点

  • 朝に症状が強い人は、まずは温めてからストレッチを。

  • 痛み・腫れがあるときは無理せず中止。

  • 継続することが大切ですが、無理に毎日やらなくてもOK。体調に合わせましょう。

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