慢性腰痛についてよくある質問(Q&A)
Q1:慢性腰痛とは何ですか?
A1:
慢性腰痛とは、3ヶ月以上続く腰の痛みのことをいいます。原因が特定できないことも多く、病院の検査では異常が見つからないケースも少なくありません。急性のぎっくり腰とは異なり、痛みが長期間にわたって続くため、日常生活や仕事に大きな影響を与えることもあります。
Q2:原因は何ですか?
A2:
慢性腰痛の原因はさまざまです。大きく分けて次のようなものがあります:
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筋肉や関節のこわばりや使いすぎ(長時間のデスクワーク、立ちっぱなしなど)
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姿勢の悪さ(猫背や反り腰など)
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ストレスや不安などの心理的要因
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運動不足や筋力低下
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過去のけがや手術の影響
レントゲンやMRIで異常が見つからない場合でも、筋膜や関節、神経の機能的な問題が関係していることが多いです。
Q3:治療法はありますか?
A3:
はい、あります。慢性腰痛は「自分でコントロールできる痛み」へと変えていくことが可能です。代表的な治療法には以下のものがあります:
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運動療法(ストレッチ、体幹トレーニングなど)
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姿勢指導・生活習慣の見直し
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整体や鍼灸などの補完的療法
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痛み止めや湿布などの薬物療法(必要に応じて)
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心のケア(認知行動療法やマインドフルネスなど)
特に、動かすこと=痛みを悪化させるという誤解を解くことが大切です。最近の研究では、「恐れずに少しずつ動かす」ことで脳が痛みを再学習し、症状が改善することが分かってきています。
Q4:慢性腰痛は完治できますか?
A4:
多くの場合、痛みをゼロにするというよりも、「痛みとうまく付き合いながら生活できるようにする」ことが目標となります。適切なアプローチを続ければ、痛みが軽くなったり、日常生活に支障が出ないレベルまで改善するケースも多く見られます。
完治を目指すよりも、「腰痛に対する不安や過剰な意識を手放すこと」が重要です。例えば、趣味や運動を再開することが、心と体の回復につながることもあります。
Q5:自分でできる対処法はありますか?
A5:
はい、自宅でできる対処法はたくさんあります。以下のようなことを意識してみてください:
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1日5〜10分のストレッチを習慣にする
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座る・立つ・歩く姿勢を見直す
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こまめに動く(同じ姿勢を続けない)
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深呼吸や瞑想などでリラックスする時間を持つ
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「動いても大丈夫」と前向きに考える
これらを続けることで、筋肉の緊張やストレスが和らぎ、徐々に腰痛が改善していきます。
まとめ
慢性腰痛は、単なる「体の問題」だけでなく、「心や生活習慣」にも深く関係しています。無理に我慢したり、一人で抱え込まず、専門家に相談しながら、自分のペースで少しずつ改善していくことが大切です。
GREEN整骨院ではこのような慢性腰痛に対してのお悩みご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。