腰痛対策「ドローイン」のメリットとやり方

腰痛対策「ドローイン」のメリット

腰痛の緩和

目的としてはここが一番の内容となります。

上半身の重さを支えるのは、背骨、脊柱起立筋をはじめとする背中の筋肉、腹横筋などの腹部の筋肉、この3点です。しかし、前から支えるお腹の筋肉が使えていないと背中から腰への負担が増大します。

体幹部の筋肉を鍛えることによってカメラの三脚の様にどっしりした土台が作られ腰にかかる負担が軽減され、腰痛が緩和されます。

肩こりや冷え性が改善

ドローインにより血管も刺激され血行が改善されます。適切な腹圧が保たれる事で下垂していた内臓の位置が元の戻り、下半身の血液循環が良くなります。さらにこ呼吸の際に肩や胸に無駄に負担がかからないようになるので肩の疲れが溜まりにくくなります。

姿勢が良くなる

運動不足や体力の低下により姿勢が乱れると、必ずどこかの筋肉に負担がかかります。それを補うために別の筋肉が疲労するという悪循環が起こります。ドローインで主に腹横筋などに働きかけることにより腰にある胸腰筋膜が働き背骨を安定させます。各筋肉が元の働きを取り戻すと背筋が伸びて凛とした姿勢が作れます。

便秘の解消

腹横筋、腹斜筋が鍛えられることによって内臓が正常な位置に収まります。そこにドローインの動きが加わると腹圧(お腹の中の圧)が上昇し、内臓を刺激します。これにより内臓が活性化し、慢性的な便秘を解消するきっかけになります。

 

このほかのメリットとして、体が疲れにくくなる、精力がアップする、下腹が凹む、脂肪が燃焼されるなど腰痛改善以外にもたくさんのメリットがあります。

それがいつでも簡単に行えるので日常生活に取り入れましょう。

腰痛対策「ドローイン」のやり方

いつでもどこでも出来るのですが、一番基本的な仰向けで寝た状態でのやり方です。

1.仰向けに寝て膝を三角に立てます。

2.両手をおへその下に置きます。

 

3.口から大きく息を吸い出来るだけゆっくり息を吐きます。

 

4.全部吐ききったら同じように息を大きく吸ってゆっくり吐いてを繰り返します。

肩や脚に力が入らない様に注意してください。力が入ると腰を痛めてしまいます。

初めは10秒×3セットを目標にがんばりましょう。これでも結構しんどいと思います。

慣れてきたら息をできるだけゆっくり吐いて30秒を目標にしましょう!

息を吸う時もお腹を凹ませたまま行うとさらに効果がまします!

座ったままや立ったままでもできるので毎日続けてみてください!

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