ぎっくり腰を繰り返さない為にできること

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは正式には「急性腰痛」と言います。

重たいものなどを持って急に腰が痛くなって動けなくなってしまう。くしゃみをした拍子にグキッとなって動けなくなってしまうなどだれにでも起こる可能性のある恐ろしいものです。

欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれています。

激しい痛みは初めの2~3日ぐらいでそれから徐々にマシになっていき10日~2週間程度である程度の方は症状が治まります。

 

ぎっくり腰はなぜ痛い?

病院で診察を受けても原因が特定できるのはほんの一部でほとんどが原因不明とされます。

ではなぜぎっくり腰で腰が痛くなるのでしょうか?

あるぎっくり腰患者さんのレントゲンを見てみると本来重い体重を支えるために前方にカーブしている背骨がぎっくり腰になった直後はまっすぐになっているのです。

背骨のまわりに付いている筋肉も異常に緊張してガチガチになり痛みを出します。それに加えてまわりの神経も刺激されて痛みを出します。さらに筋肉が緊張することによって血行も悪くなってしまうため痛み物質が滞ってしまいます。

痛みが痛みをよんでしまう最悪の負のスパイラルです。

ぎっくり腰の原因は椎間板?!

この負のスパイラルを起こすきっかけのひとつに考えられているのが普段腰への衝撃を受け止めてくれている椎間板です。

椎間板は色々な動作であったり普段の姿勢やクセによって少しずつ劣化していきます。大きな負担が続いて掛かると椎間板に少しずつヒビが入りそこになにかのきっかけで衝撃が加わり亀裂が外側まで達してしまうと痛み物質が大量に発生してぎっくり腰の痛みが出ると考えられています。

ぎっくり腰にならないために気をつける日常動作

普段の生活でどんなことに注意して過ごすとよいのでしょうか?

次のようなことを気をつけてみてください。

  • 下にある荷物は足を伸ばしたままでなく腰を落としてゆっくり持ち上げる
  • 椅子から立つときはテーブルなどにてをついて体を支えながら立つ
  • くしゃみをするときはテーブルに手をつくなどして衝撃を分散する
  • 料理をする際に片足を踏み台に乗せてする
  • 掃除機をかけるときは腕だけでかけるのではなく体全身でかける
  • 顔を洗うときは椅子に座って行うか膝を前に当てて力を分散させる

普段なにげなくしている動作が引き金となってぎっくり腰になってしまいますので腰に負担がかからないことを意識して日々過ごしてくださいね。

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